2007年9月31日 13:30~舞台挨拶コメント

初日舞台挨拶試写会
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司会 上田和泉:(株)中海テレビ放送
皆様こんにちは、本日は、市民シネマ『梨の花は春の雪』完成披露試写会に、大勢の方にお集まりいただきまして大変ありがとうございます。
本日の司会を務めさせていただきます、中海テレビ放送の上田和泉と申します。どうぞよろしくお願いします。
さて、ついにこの日がやってまいりましたね。
今日この会場に集まって頂いております皆様はこの映画に実際に出演なさったり、またスタッフとして映画作りに参加してくださったりした皆様、そして制作にご協力いただいた企業の皆様です。
この映画の完成の感激もひとしおかと思います。
それでは、はじめに市民シネマ『梨の花は春の雪』制作実行委員会 運営委員長、長谷川泰二より皆様にご挨拶申し上げます。

長谷川泰二:とっとりコンベンションビューロー専務理事
本当に今日はお忙しい中をお集まりいただきましてありがとうございます。
まず見ていただきたい皆様に今日はお集まりを頂きまして、16:30から一般公開ということになりまして、来年1月に向けて長い上映活動が始まるわけでございます。
しかし2004年11月に準備委員会が立ち上がりまして、そして原作の募集が始まってようやく今月みなさんに御覧頂けるようになった訳でございます。
原作を募集させていただき、13~73歳まで全国から応募がありまして、この80作品を我々の方で審査させて頂きました。
審査委員長に文化振興財団副理事長をしておられます柴田英杞さんになって頂きまして、80作品を30に選び、そして10に選び、そして5作品まで選びましてこの5作品を公開審査という形をとりまして、なぜこの作品が良いのかという事を市民の皆様に公開させて頂いて、そして最後に登録番号24番松本薫さんの『梨の花は春の雪』という原作が採用になったというわけでございます。
そこから映画作りが始まったわけですが、私ももちろんですが映画作りというものは初めての事でございまして、何をどうやってどう作っていくのかという所で、お金はどうするのか、キャストはどうするのか。そういう事を長い間苦労をしまして、フォーラムをやったり、勉強会をやったり、実行委員会をやったり、数々の会議を積み重ねていって、昨年の夏にクランクインをして、今年の春、梨の花が満開のシーンを撮り終えて、編集に入ってようやく今日皆様方に見て頂ける、というような長い長い3年間を経てきたわけでございます。
ただ今日ここにお集まり頂いております、本当に多くの皆様方の支えがなければきっと完成しなかっただろうという風に思っております。
様々な助けを頂いて、そして一つずつ手探りで、今日までやって参りました。
是非今日見て頂いて、そしてこれから東京、名古屋、大阪と上映運動に入るわけでございます。
県内は、これからどんどん上映日を増やしていって、多くの方々に見ていただけるように、またそこの部分でも今日見ていただいた皆様方にご支援とご援助頂きたいという風に思っております。
感慨深いものがありますけども、これから皆様と映画を見せて頂いて、そしてこの映画、素晴らしさを広めていって頂きたいという風に思います。
おりしも二十世紀梨の出荷シーズンであります。梨作りがこんなに厳しい仕事であるという事を私も初めて知りました。我々はただスーパーに並んでそれを食べて美味しいなどと言っているだけでしたけれども、本当にこの映画のキャッチフレーズであります『平凡で‥大変で‥』という言葉がぴったりだと思いました。
本当に梨作りは鳥取県の命の様なものでございますけれども、この梨の木が枯れそうになっているもの、東京から帰ってきた家族がもう一回梨作りをしていこう、というドラマでありますけれども、鳥取県の心がよく表れている映画だと思います。お楽しみ頂きたいと思います。
本当に今までこの映画作りを支えて下さいました事を感謝申し上げましてご挨拶とさせて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

上田
続きまして総合プロデューサー高橋考之より皆様にご挨拶申し上げます。

高橋孝之:(株)山陰ビデオシステム代表取締役
本日は『梨の花は春の雪』の完成披露試写会にお越し頂きましてありがとうございます。
長谷川さんの方からも言われましたけれども、この映画は3年前に岸本町の山城さんという方から是非この地域をあげて映画を市民の力で作っていきたいというお話を頂きました。
それ以来私もそれに賛同致しまして一緒にやろうということで、多くの市民の方々で実行委員会を作りました。
これには行政の方、政財界の方、色々な方々にお集まり頂きまして実行委員会を結成いたしました。
そして資金集めとか、ロケ地の決定、また先ほどありました原作の決定など致しまして、いよいよオーディションをしてみんなでやろうといった時に山城さんが入院されました。
そして急きょ我々は、これから紹介されます土屋監督を東京からお招きしたわけです。
そんな事もありまして大変な所もございましたけれども、今日お集まりの市民の方、エキストラ、ボランティア、スタッフの皆様をあわせますと2500人でありました。これは大変凄い事だと思います。
この人々のうねりが行政の方、また企業の方をまきこんで、企業は250社以上。
今まで我々は映画を見ることには慣れておりましたけれども、作る事、また全国へ発信することについては慣れていませんでした。
ですが今日お集まりの皆さんを中心に、鳥取県の良さを全国へ向けて発信しようということで集まって頂き、高い所からではございますが感謝を申しあげたいと思います。
ありがとうございました。
この映画は私を含めまだ少数の者しか見ておりませんが、素晴らしい作品に仕上がったと思います。
地元の方にはもちろん見て頂きたいのですが、この作品を全国で上映したい。また多くの人に見て頂きたいと思います。
映画の中にはたくさんの問題が提起してあります。中央とローカルの問題、子育ての問題、高齢化社会の問題、地方自治の問題。
片山さんという役が出てまいりますけれども、これは当時の片山知事が出るというお話があったから片山さんという名前をつけたのですが結果的に出られませんでした。
このようにそれぞれ社会にマッチした問題点というものがあります。これは鳥取県の西部で撮影された映画ではありますけども、鳥取県だけではなく、全国のローカルの抱えている問題を提起していきたいと考えております。
その中で昨夜監督ともお話いたしましたが、東京国際映画祭に出品しよう。ドイツ、その他の世界に向けて発信しようということで英語版を作りました。世界に向けて鳥取県をPR出来たらと考えております。
そして最後にみなさんに感謝を申しあげますと同時に、我々の地域が抱えている問題点、そして映画1本が一人一人の声援によって支えられて出来たという喜び、やれば出来るものだなという実感を皆様と一緒に分かち合えたらなと思います。
そしてこの映画を見られた後、皆様に多くの方々にこの映画の事をお伝え頂きたいと思っております。
どうぞ1時間程の映画ですが御覧ください。
本日はどうもありがとうございました。

上田
待ちに待った上映初日を迎えました。
それではこの作品『梨の花は春の雪』完成を記念いたしまして今日はお忙しい所東京から豪華な顔ぶれの皆様が駆け付けて下さっています。
早速壇上にお呼びしましょう。皆さん大きな拍手でお迎えください。

 

それでは皆様からご挨拶を頂戴いたします。
まずは『梨の花は春の雪』の主演、家族への愛情溢れ、梨作りに情熱を注ぐひたむきな女性を演じられました門脇響子役の川村早織梨さんです。
お願い致します。

川村早織梨
お久しぶりです。
今日第二の故郷、鳥取の米子の方に到着しました。ただいまと言わせて下さい。
今日皆さんとお会いして一緒に試写を見ることが出来ることを本当に嬉しく思っています。そしてとても感謝しています。
東京に戻ってニュースですとか、色々と鳥取県のことですとか、梨を見たり、ハムを見たり、そういう時にいつもみんなと撮影した時のことや鳥取のことを思い出していました。
梨の花の花言葉が『なごやかな愛情』です。
今日みんなでこの映画を見終わってなごやかな愛情を分かちあえたらいいなと思います。
楽しんでみてください。

上田
ありがとうございました。
続いては響子の夫晃弘の幼馴染、自称発明家の一風変わった青年林田伸幸を演じられました細川智三さんです。

細川智三
こんにちは。
みなさんご無沙汰しております。戻ってきました米子。
ここにくると本当に我が故郷のように落ち着いてしまいます。
大山に思い出はたくさんありまして、景色ですとか、ハムとか、水とか、食べてばっかりですけども、撮影中は5キロほど太って東京に帰りました。
今日はみなさまとこの大きいスクリーンで見ることが出来ることを楽しみにしてきました。
みんなでニコッと笑える最後の瞬間を楽しみにしております。
ありがとうございました。

上田
ありがとうございました。
続きまして地元のツッパリ、でも本当は心やさしいマミチャンを演じられました吉井怜さんです。

吉井怜
こんにちは。
マミチャン役の吉井怜です。
1年前に鳥取の米子に入って撮影が始まって今日という完成の日を迎えることが出来たのも、こんなに早く迎えることが出来たのも、本当に皆さんのおかげだと思っています。
実は私も今日初めて見るんですけども、凄く楽しみな部分があって、皆さんと一緒に楽しめたらなと思っています。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。

上田
ありがとうございました。
そしてこの映画の為に素晴らしい音楽を作って下さいました米子市出身の作曲家、鷲見音右衛門文広さんです。

鷲見音右衛門文広
出演者の皆さん『ただいま』とおっしゃっているのですが、私、ここの出身の者ですから私にも言わせて下さい。ただいま帰りました。
皆さんはもう本当に米子に入られて半年、1年、ずっとそのくらい撮影していらしたのですが、僕は地元出身のわりには皆さんとの撮影には一切参加させていただけず、一人東京でコツコツと何か作っておりました。映像を見て、色合いなどを見て、懐かしいな。と思いながらそういった思いを込めながら色々と曲を作っていきました。
是非とも音楽の方にも耳を傾けてみて頂ければなと思います。

上田
ありがとうございました。
そして急きょニューヨークから駆け付けて下さいました、カメラマンの高岡洋雄さんです。

高岡洋雄
今回米子に来て、新しい、全く来たことのない町で撮影するとき、いつもはどうやって撮ろうかと悩むのですが、やっぱり米子にきて最初のロケハンで素晴らしい、美しい海、山、梨畑、良い顔をしている地元の皆さんがいて撮影をするモチベーションが凄く高くていい作品が出来たのではと思います。
みんなに見てもらいまして、やっぱり自分たちは米子に住んでるんだけど、見たことがない米子が映像として残っていて、それを皆さんが感じてくれれば嬉しいかな、と思っております。
今日は皆さん来て頂いてありがとうございます。

上田
ありがとうございました。
そしてこの方なしで映画を語ることは出来ません。
この作品が長編初監督作品となります『梨の花は春の雪』土屋哲彦監督です。

土屋哲彦
皆さんご無沙汰してます。監督の土屋です。
言おうとしていたことはだいたい皆さん言われてしまったんであれなんですけど、この作品を完成させるぞってずっと言い続けていたんですけど、内心では本当にこれは完成出来るのかっていう不安が最後の最後までありました。
ですけども本当にここにいる皆さんをはじめ本当にすごいたくさんの人に支えられてですね、いい映画が出来ました。
本当にありがとうございます。

上田
土屋監督、鳥取県西部の地域そして皆さんの何か魅力、どういった所がありましたか?

土屋
景色とかっていうのは皆さん言われなくてもわかってると思うんですけど、大山とかそういう景色が素晴らしくて、さっきカメラマンの高岡さんもいわれてたんですけど、切りとるのが凄い楽しいという素晴らしい環境だなっていうのが1つです。
あと人は本当に1年半もいるとですね、おもしろい人とか、かっこいいおっさんとかたくさんいて、色んな人と出会えたんで凄い良かったです。

上田
これから見るわけなんですけども、見所は?

土屋
そうですね、余り映画を見る前に色々と言いたくないというのはあるんですけども、1つだけあるとしたら、今の世の中で家族とか人と人との絆みたいなものがひょっとしたら薄れてるんじゃないかなっていうことは僕も感じるし、皆さんも感じることが日々の暮らしの中でひょっとしたらあるかもしれないんですけど、そういうものをこの映画を見た後にもう一度ちょっとだけ考えて頂ければ、そして楽しんで頂ければと思います。

ここで、撮影の時から、上映運動まで支えて下さっている市民スタッフ、『梨の花は春の雪』梨花サポータークラブの皆さんから花束の贈呈、写真撮影がありました。

上田
今日はお忙しい所、監督、出演者の皆さん東京からお越し頂きました。
もう一度大きな拍手をお送りください。
ありがとうございました。
 

 


市民シネマ「梨の花は春の雪」 公式ウェブサイト